自分の時間 2

定時に職場に行かなくて良くなった私には、やりたい事、やらねばならない事が山ほどある。
施術ができる場所が欲しい。からだの事をもっと知りたい、何百時間もクラスを受講したのにロルフィン®︎をまだちっとも分かっていない。他人のからだを扱うのに、まず自分のからだの状態を良くしなくては。個人事業主か、法人を設立しようか。などなど!

奇しくも、それが私の65歳の始まりであったが、何をするにしても明らかなのはお金をかけられない事だった。別な言い方をすると、なんでもできるが全て自分の頭とからだを使う事! それを楽しいと思う事!

そんな中での手始めは、頭を丸刈りにする事だった。
私の記憶によれば、ノーベル物理学賞受賞の湯川博士は退官してから丸刈りにしたはずである。私は気持ちのどこかで、定年後は『丸刈り』と決めていた。高校までは丸刈りにしていたから、抵抗は無い。

床屋でどの位の長さにしますかと聞かれたが、よくわからない。昔は家でバリカンでしていたから、長さなど聞かれた事が無かった。「五分刈り」が浮かんだが、1cmほどらしい。2ミリだと、ほとんど剃った感じだとの事。

そんな事で、3ミリに決定!

以降、ずっと3ミリの坊主あたまであるが、整髪に時間を取られないので、楽である。蛇足ですが、私が通うところでは長髪と坊主あたまは同じ金額なのです。

2018/07 追記

7月後半は、35度以上の猛暑日が続きました。

そんな訳で、先日1ミリに挑戦。手触りは板に植え付けられた針金を触っている様な抵抗感があります。頭を撫ぜても、スッと手のヒラが進まない。この感覚が懐かしく感じるので、高校時代の長さは1ミリであったかもしれない。外気の流れが直接頭皮で感じられて新鮮です。