ウォーキング 17

9月も残り数日となり、朝の空気はかなり冷え込んできました。気温15度前後のため、Tシャツに長いトレーニング・パンツですが、軍手をしていても、冷えを実感します。

この頃になると、ウォーキングに関連した、大変な失敗を思い出します。
ウォーキングから戻ると、シャワーを浴びます。最近は夏でも温水にしていますが、数年前は夏は冷水、冬は温水でした。ある年、夏の冷水の延長で秋も真冬も冷水シャワーで過ごした事がありました。

その年の気温は覚えていませんが、秋口でも気温の高い日が続いたのかも知れません。冬でも冷水シャワーで十分で、浴びた後にからだがポカポカして快適でした。まさに、健康を実感です。

そして、暖かい春になります。
例年5月ごろに、ひと抱え以上もある鉢植えのアロエベラの土の入れ替えをします。同時に親株の周りにできた子株を分け、しばらく空気に根をさらしたら、新しい土に植えかえる。

いつも通りの作業で終わるはずでしたが、その年はチョット違いました。
しばらくすると、顔、腕、胸などの至る所が赤い湿疹で覆われてきました。じんましんの様ですが、常備してある薬が効きません。仕方なく病院に行ったところ、かぶれとの事で薬をもらい、お陰で徐々に症状は収まりました。後で気がついたのですが湿疹のできた場所は、ちょうど重いアロエベラを鉢から取り出すときに、斜めに抱え上げて触れた、左ホホ、左二の腕、首からからだの右下でした。

湿疹が治まってきた7月の終わり頃から、妙に咳が出始めました。風邪気味かと思っている内に、咳が止まらなくない。特に、夜は眠れません。

近くの呼吸器系が専門のクリニックで診断を受けたところ、肺に少し白い影がある様です。抗生物質を処方してもらいましたが、咳が止まりません。そのうちに、白い影は消えた様です。まだ、激しい咳は続きますが、抗生物質は長期には服用できないとの事です。

9月に入っても体調は戻らないので、仕方なく漢方薬を試す事にしました。最初は売薬の漢方薬を試したのですが、効き目無し。次にインターネットで探した、浅草にあるからだの状態に合わせて調合してくれると言う薬局です。ここは症状をじっくりとかなり詳細に聞いてくれて、調合してくれました。15日分を処方してもらい、朝、昼、夜と飲み続け、さらに改善してきた症状に応じた15日分を追加し、ようやく咳は止まりました。初めての経験でしたが、いかにもの趣で、漢方の威力を実感しました。

春からの一連の体調不良について、ハッキリとした原因は指摘されませんでしたが、真冬の冷水シャワーが悪かったのだと思っています。からだが冷え切って免疫力が低下した事が、かぶれや咳となって現れたと理解しています。

以降、シャワーは夏でも温水です。スケジュール表を確認してみると、3年前の事でした。
やり過ぎ、思い上がり、のオハナシです。