犬人 ケン・ジン 8

人間の「下」(シモ)の話題については、書きにくい事も有りますが、ワンコは許してくれるでしょう。

このところ、散歩の途中で今までとは違う場所で「大」(ビッグ・ベン)をする様になりました。時には歩いている途中で、肛門が開き始めてポロリ。

彼の場合は基本的に「大」は散歩でするものと言う決めごとの様です。時には、我が家の庭でしている事がありますが、稀です。「大」が終われば、サッサと帰宅する事も結構ありますので、散歩の一番の目的と言っても良いでしょう。ちなみに、「小」(スモール・ベン)は外でしますが、結構庭で済ませています。庭に出たい時は大概は小ですが、玄関で「ワン」と言えば誰かが戸を開けてくれると思っていますし、家に入りたくなれば外から「ワン」です。

以前は、家からそんなに遠くない2〜3のお気に入りの場所が有り、大概その場所で落ち着いて用をたしていたのに、ある時からそこまで行く途中で済ます様になりました。散歩に出ると、条件反射の様にもよおし、そして排便する、と言う習慣は良いのですが、もよおしたら我慢ができなくなってきた様です。もっとも、その気持ちはよく分かります。私だって、もよおしたら我慢せずにトイレに行きますから、そうするのが一番で、ヨウ相棒!と言った所です。

ちなみに、先代のレットリバーはどうだったかと言うと、屋外で生活していたせいなのか、どこで用をたすかと言う決まりは無かった様に思います。

子供の時から犬は身近な存在でしたが、家の中で飼うと言う習慣が無かったので、家の中で一緒に生活する事が理解できず、先代は屋外で飼いました。今の我々の日常を考えると可愛そうな事をしたと思います。家の中で犬と生活する事がどれだけ楽しいか、どれだけ我々と同じ様に生活するかを、今は実感していますから。

ところで、犬の腸内細菌群はマウスや豚よりも人間に近い(犬人 ケン・ジン 1)との事ですので、彼の健康状態はバロメーターとして便で判断しています。いつも良い便で、私と比べても遜色無い、あるいは彼の方が良い状態ですので、内臓系はあまり心配ないでしょう。それに、お腹を触診しても、シコリの様なものはありません。

そんな訳で、だんだん我慢ができにくくなって来ているので、これから先はどうなるのでしょうか。