Gaku – Inn – Kou 顎・咽・喉 2

現在は口を大きく開けても、前後左右にスルスルと抵抗無く動いていますが、それまでには4年程が必要でした。

口を少し開いて左右にガシガシ動かす。気がついたら行う。時間があっったら行う。テレビを見ている時も行う。トイレの中でも、車の運転中も、と言う感じで始めましたが、やり方が強引過ぎたと思っています。

その時には思い至りませんでしたが、「強引にガシガシ」が良くなかった様です。からだは強いストレスを感じていたのでしょう。しばらくすると、極度の便秘になってしまいました。
もっとからだに優しいやり方から始めるべきでした。

今から顎の運動を始めるのでしたら、以下の方法が良いでしょう。
まず、唇を少し突き出して左右に動かす。ちょうどヒョットコのお面の様にです。そうすると、ホホが連動して動き、つられて顎も左右に少しずつ動きます。(ちなみに、動くのは下顎だけです。上顎は頭骨と一体ですので動きません。)

そうして、ジョジョに動きを広げて行き、動きに慣れてきてから、下顎を意識して動かす。
最初は口を少し開いて行い、少しづつ口の開きを大きくして、おしまいには般若の面くらいにまでいっぱい広げて行うのが、良いでしょう。
さらに、前後の動きも追加してみましょう。

でも、先を急がないでください。私が便秘になったり、4年もかかった事を思い出して下さい。からだは強引さにとても敏感なのです。

さて、顎の運動を始めて直ぐに、顔の側面のホホ骨から頭頂部の辺りまでが、つられて動く事に気がつきました。
ちょうど、耳の穴の直ぐ前に顎関節が有りますので、動きが周りの筋肉や組織に波及して来たのです。それまでは、耳から頭頂部辺りが硬くこう着し、筋肉や周りの組織が、頭蓋骨を締め付けていたと考えられます。

特に、側頭部にはホホ骨の内側には蝶形骨(sphenoid bone)、側頭骨(temporal bone)が有ります。この事から、クラニオセイクラル・セラピーの基礎を築いた、ウイリアム サザーランド(William G. Sutherland)を思い出しました。