サーバー移転 8

5) 移行元へのドメイン移管の連絡
6) ドメイン移管処理

いよいよ、サーバー切り替えのステップです。
このステップでの要の情報は、WHOIS (IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービス)に凝縮されています。

キーは、AuthCode(オースコード、認証コード)とWHOIS上のRegistrant Emailアドレスではないでしょうか。
AuthCode : 移管元のドメイン登録管理業者で発行され、移管先のドメイン登録管理業者に伝える認証のキー。
Registrant Email : 通常はドメイン管理業者のアドレスになっている様ですが、管理業者が変更になる空白の一定期間は本来の管理者 (例えば、私)が移行するための必要な処置を行うので、移行前にアドレスの変更が必要。

ドメイン移管に関するネット情報では、Registrant Emailの変更を適正に行わなかった際のさまざまなトラブルのケースが目につきましたので、メール・アドレスの変更にはかなり神経を使いました。移管元に確認し、最終的にはお名前.comのヘルプデスクに教えてもらい、電話での指示に従ってようやく完了でした。

でも、そのくらいの慎重さが求められる内容だったと思っています。

AuthCodeを移管先の所定の場所に入力してしばらくすると何本かのメールが届き、承認処理を行う事で状況はどんどん進みました。この時期になると、来たメールに従いクリックするだけで、あまり考える事も無く物事は進みます。

そして、メールです。
■登録者名義変更完了通知■ 上記ドメイン名の登録者名義変更が完了した事をお知らせいたします。

移管の完了です❗️

その後、ネームサーバーの変更処理を行い、全ては終了しました。

サーバーを変更して感じる事は、ブログを公開するボタンをクリックしてからネット上に反映する時間が瞬時になった事です。

それ以外では、ブログを登録処理をする画面の表示内容が変わりました。これは、私がブログ掲載を休んでいる1ヶ月半の間に、WordPress の仕様が変更になったと考えるよりも、性能が良くなったサーバーのために、今まで表示されていなかった機能が表示される様になった、と理解する方が自然ではないかと思っています。