< 真向法 >

Active Mobilization における股関節・骨盤周りエクササイズの初動姿勢は、真向法を行なった経験にヒントを得て考案しました。ただし、Active Mでは姿勢の種類が増えているだけではなく、真向法とは目的が異なるため初動姿勢以降のエクササイズの意味合いも違います。

ここでは、長い間お世話になった真向法の魅力をお伝えしたいと思います。

真向法(まっこうほう)は戦前から多くの人々に親しまれている健康法で、100年以上の歴史がある体操です。グループでかけ声をかけて行われている事が多いですが、今は一人でゆったりと静かにおこなって見ましょう。また、第一体操から始まって、第二、第三体操、最後の第四体操までの過程を急がないで、一つひとつの動作にこだわってみます。

例えば、第一体操です。

床に腰を下ろして、お内裏さまの様に足裏を合わせます。この姿勢が取りにくく、上半身が背後に倒れそうな方がおられますので、そんな時はお尻の下にだけ固めの座布団(または、畳んだタオル)を置いて、足は床に着けます。足よりお尻(骨盤部分)が高くなって、座り易くなりましたでしょうか。

上半身が後ろに倒れそうな不安定から解放されたら、チョット落ち着いてご自分の姿勢を感じて見ましょう。

膝が床から離れている方がいるかも知れませんし、足裏がお内裏様の様に合わさっていないかも知れませんね。あるいはおヘソがからだの中に凹み込んでいるかも知れませ。思った様な姿勢が取れないでも、気にする事はありません。その内にできるようになる、と信じましょう。

その姿勢の状態で、上半身をチョット前に傾けて見ましょう。アレ! からだがビクとも動かない、と言う方が居られるかも知れません。

出来ない事や理想形では無い事に気を取られるのではなくて、今の状態のご自分を感じましょう。どこが突っ張って感じられるか、どこか痛くはないか。逆に緊張していない所はどこか、などです。そうやって、ご自分のからだを自分の感覚でチェックして見る事、それが「自分のからだに目を向ける」(気づき)の第一歩です。

この様に自分のからだとの対話の延長に、真向法の華麗な四つの動作が待ち受けています。

真向法体操を、自分のからだとの対話をするための機会と位置付けて、時間を過ごして見ましょう。

《掲載内容の構造》
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