ウォーキング 10

ウォーキングの持ち物を考えて見ましょう。

考えられるのは、ペットボトルです。ウォーキング中の水分補給です。ペットボトルを手に持ったり、腰に付けたりする様子は映像などではみたことがありますが、早朝の路上で観察する範囲ではほとんど見掛けません。私も水は持参しません。

私は家を出る前に水を二口ほど飲みますが、これは寝ている間に汗になって出た水分の補給の意味合いです。途中で必要であれば、近くのコンビニで補充できると言う状況でもありますが、手に持ったり、腰に付けたりするとなんだかバランスが悪くなりそうです。

決して、持つ必要は無い、と言う積もりは有りませんし、腰に付ける場合も場所を工夫してからだの密着させれば、ウォーキングに支障は無いでしょう。夏の昼間にウォーキングしている方を見かけます。この様な場合には適時の水分補給は必要ですが、むしろこの時間帯はからだの消耗が激しいので、避けるべきでは無いでしょうか。
あえて言えば、水分を多量に補給しなければならない様なら、その時間帯にはウォーキングはしない。

小銭は持ち物に含めています。常時300円程度でしょうか。
この300円は時々使います。ウォーキング前の寝起きにトイレ、はルーティンワークですが、そうは言っても途中でトイレに行きたくなる事も有ります。コース途中に公園のトイレが有れば良いのですが、そうでなければ緊急時のコンビニ参りです。トイレを使用してそのまま出てくる訳にも行かないので、ガムを買ったり、小さなボトルに入った水を購入するための300円です。

ウォーキング前のトイレと言えば、不思議な体験が有ります。
起きたら、要求が有る・無いは関係無くまずトイレに座る、は習慣にしていますが、ある時から座れば催す、さらには催して目を覚ましたら、目覚まし時間のちょうどその時、と言った時期が有りました。そんな体験から、私は「腸は自立している」と考えています。まさに、腸は第二の脳、では無いでしょうか。それどころか、こちらが主役なのかも知れません。ただし、排便のメカニズムを理解している訳では無いので、こんな状態が当たり前なのかも知れませが。
もっとも、最近は朝食後の歯磨きをすると、トイレには行きたくなる、に変わっています。

ウォーキングの持ち物に戻ります。
私は、からだの動きに邪魔にならない様な、横に細長のポーチに、名刺、小銭、テイッシュペーパー、それと家の鍵を入れて腰に蜜着します。

なぜ名刺なのか。これは数年前から持ち物に加えました。ウォーキングの途中で名刺を差し出す機会は無いのですが、言わば迷子札です。ヒョットして、早朝には私が道に倒れていたらどうなるでしょう。親切な方が救急車を呼んでくれるでしょう。でも、口がきけない状態であったり、もう骸(ムクロ)かも知れませので、身元が分かりません。

と、いう状況にはまだなっていませんが、名刺を入れていたことで良かった事がありました。
ある時、ウォーキングを終わって家に戻り、鍵を開けようとしたら、腰にポーチが有りません。どうしようと思って立ち止まっていると、家内が出て来て、警察からポーチが届いているとの電話があったとの事でした。ポーチを拾った方が、ご自分が利用する駅近くの交番に届けてくれたとの事でした。これが唯一の名刺の効果です。

ウォーキングはできるだけ身軽が良いでしょう。でも、身元がわかる連絡先は、年齢に関係無く身に着けていた方が良いと思います。