ウォーキング 5

ウォーキングをする目的は何でしょうか。

朝の空気を楽しむ様にユックリと歩いておられる方、スピードの乗った歩きをいつも保っている方、肥満解消を狙っていると思われる方、お仲間と話しながら歩く方々、いつもご夫婦で毎日かなりの距離をテンポ良く歩いている方など色々です。

ウォーキング中に出会う方々はさまざまな目的を持っておられる様に見受けられますが、それぞれの目的が有って、それぞれの歩き方で良いと思います。

例えば、ご夫婦でかなりの遠くまで、ほぼ毎日歩いておられる方は、日中から夕刻にかけてあちこちで見かけます。健康のため、特に糖尿病が背景に有るのかも知れませ。お腹がでっぷりと出た方は、あまり歩き慣れていない雰囲気を漂わせているので、会社の健康診断で指摘されてやむなく歩いている、のかも知れません。すべて、勝手な妄想ですが。

私自身、ウォーキングの目的は変わって来ています。当初は、痩せようと思い、次に運動不足解消、さらに、新しい土地の神仏へのご挨拶でも有りました。

では、現在は何でしょう。
○ 歩いているとそれだけで気持ちが良い。
特に、日が昇る時間帯のウォーキングはセロトニン(serotonin)の分泌が活発になります。

○ 考えをまとめる。(自然に考えがまとまる。)
インタバル速歩をしていて、ふと気がつくと速度が緩やかになっている時が有り、深く考えていた事に気付きます。ちなみに、この時は視線は斜め下方向に向いていました。

○ 色々な歩きをして、からだの動作感覚を刺激する。
ウォーキングは、脚の運び方、足の踏み方はもちろんですが、腕の振り、胴体部分の動き、視線(視覚)、聴覚などを総動員する総合動作です。

○ からだ(心 ?)のリズムを回復する。
色々なリズムとパターンで歩くと、普段の生活が心地よく感じられる。

○ 体調を整える。
ウォーキング後のトイレはとても快調です。

○ 周りの景色、音などを楽しむ。
周囲の景色、音など、特に普段は限られた範囲になりがちな横方向や後ろ、上方向の気配に感覚を巡らす。

○ 筋力を付ける。
普段の生活で必要な筋力は、インタバル速歩で十分だと思います。

色々な要素がごちゃ混ぜですが、どの様な目的でウォーキングしても良いと思います。
ご自分のウォーキングを十分に堪能してください。

参考資料 :
セロトニンの秘密を探る 健康名探偵 大原薬品工業ホームページ