ウォーキング 1

朝5時頃から、2時間弱がウォーキングの時間です。4時45分に目覚ましが鳴り、まず口腔を綺麗にして、顔を洗い、水を飲んで、着替えて出かける。

と言っても、毎日ではありません。翌朝が雨の予報であれば、当然目覚ましはセットしないし、目覚ましが鳴っても、その時ベットから起きたくなかったら、ベルを止めてまた寝てしまう事もある。特に最近(2018年8月)は6時頃でもかなり日差しが強いので、その時点で晴天であれば出かけない事が多い。暑い最中に歩いて体力を消耗するよりも、睡眠を十分とる方が健康的です。

いつも同じルートで約1時間半から2時間弱のウォーキングが定番です。歩き方を変えたりして色々試して見るのですが、現在は2/3ぐらいは大股でゆっくりと、自然な振り子の様に脚を使い、後半の1/3は「インタバル速歩」です。

前半のゆっくりの時は、臀筋や大腿部の筋肉はさほど緊張していない。普段よりもかなり遅めで、歩幅は広くなる様に、あえてそうしています。 意識して歩幅を広くとり、股を広げる感覚を取り戻す事も大切です。これは年齢が上の方の歩幅が狭いケースをたくさん見てきたので、私自身がそうならない様にしています。

さらに、目線はどうかと言うと、朝は気持ちが良いな、と空を見上げた感覚を持ったまま、目線を前方に移し、視野を広くして見る。ウォーキングでの目線はとても大切です。柔らかく前方を眺めるように見ると、上体がスッキリ起き、アゴが緩んで前に出過ぎず、周囲を十分に認識できる態勢になります。

一方、早足の場合は一般に歩幅が狭めになり、からだ全体が緊張ぎみで、目線は前方の遠くの狭い範囲を見つめる感じになり、意識は前方に向かいます。ゆっくり歩きも早足も、どちらが良いとか悪いとかでは有りません。どちらも必要な動作ですが、いつも同じ動作、例えば同じ歩幅、同じ速度だと、それしかできない動作の感覚に閉じ込められてしまう。そう思って、私は歩き方を色々変えて、その感触を試しています。

季節の良い時期には、若い方からお年寄りまで、多くの方が朝の散歩やウォーキングを楽しまれています。同じ方とお会いする機会も多いのですが、大概の方はいつも同じテンポで、同じ姿勢で歩いておられるようです。
ある方は、歩幅が狭いヨチヨチ歩き、別な方は胸を張って大きく腕を振ってスタスタと。中には、両手に軽めの鉄アレイを持って歩く方なども。数人で楽しく、おしゃべりがメインのグループもいます。

どんなスタイルでも、歩く事は気持ちの良いものです。