Gaku – Inn – Kou 顎・咽・喉 6

口の周りを動かす事(これも運動の一種でしょう)は、今まで程の時間は掛けていませんが続けています。

ヨガでは、舌を出したままで、前、左、右、の上方に突き出す動作がある様です。
かなり以前にテレビで見てから試しにやって見ました。前方に突き出す時には特に問題無し。右前も問題無し。左前に着き出す時には右側の舌の付け根辺りからホホにかけて伸び切らない感じが有って、どうもシックリしない。そのシックリしないモヤモヤ感を取ろうと何度もやったのですが、当時は伸び切らない感じは無くなりませんでした。

今回、改めて舌の突き出しをしてみると、前、右、左共に、舌の奥までがスッキリ、シッカリと伸びきり感が有り、抵抗感が有りません。舌の運動のみをした時には改善の兆しが見えなかった事が、顎を自由にする過程で改善したという事の様です。

ちなみに、舌を出す行為はどこかの筋肉が伸びる事で「舌が出る」とずっと思っていました。実際には、舌の下部に位置する前後に扇状をした左右対のオトガイ舌筋(genioglossus)が縮む事で「舌が出る」のである。とは、頭で理解しているのだが、舌を伸ばすと言う自覚と相反していて、いつも奇妙に感じてしまう。ロルフィングの学習初期に、筋肉は縮む事しかできないと教わりましたが、伸びて働く筋肉がここにあるではないか、と思ったものでした。これは、舌全体を一つの筋肉と考えて起こる錯覚なのでしょう。

舌を前後、左右、上下に動かす筋肉は、オトガイ舌筋以外に舌骨舌筋(hyoglossus)、茎突舌筋(styloglossus)が有ります。オトガイ舌筋は下顎骨とつながり、舌骨舌筋は舌骨、茎突舌筋は茎状突起を介して側頭骨とつながっています。したがって、舌は喉や側頭とのつながりが有ります。

参考資料 :
プロメテウス 解剖学アトラス 口腔・頭頸部
舌の構造と機能訓練 (Anatomical Structure and Function Training of Tongue) 竹原祥子、下山和弘