粥 (かゆ)

手術を受けて4日目(2018/01/22)ですが、このところずっとお腹が不安定である。ヘソの左側、胃の辺りに張りがある。特に消化器系の病気では無いので、何故なのかと考えている。手術の影響か胸骨が翌日午前中までかなり痛かったので、精神的なものもあるかもしれない。

今日のお昼は久しぶりに硬いご飯が出たので、ゆっくりよく噛む事ができた。考えて見ると術後はずっとお粥であった。口に含んだ時の感触は「のり」そのもので、噛んでも味が出ずただ呑み込むのみ。口に含んだ時に、はやくも腸がトイレに行くように要求を始める。出された食事を慌てて、それでも出来るだけゆっくりと平らげて、トイレに向かう。

一方、久しぶりの硬いご飯は噛むと味があり、口の中でご飯が柔らかくなり流動化する事自体に何やら満足感を覚えた。そうすると、張りを感じていたお腹が空いて安定し始め少し身体に力が出たような気がする。

飲み込んでも、まだ胃の中にあるはずのご飯が腸に影響を与えたのか? 粥と違って噛む事ができるご飯が腸に直接影響を与えたのか? 私には、口の中に残るノッタリとしたのりの感覚と軟調な腸の状態、硬いご飯の感覚と腸の安定は、関係が有る様に思える。そう言う身体の仕組みがあるように思う。