自分の時間 3

話が少し前後しますが、2012年1月に勤めを辞め、自分で時間をコントロールできる身分になった。

前年にブラジルで最後の研修を修了してロルファーとなり、さあこれからだぞと言う高揚感がある一方で、何かモヤモヤした感じがずっとしていた。

ブラジルから帰り職場に復帰したが、それまでとは違う感覚の自分が仕事をしている。からだになじんでいる事務処理をそれまで通りしているはずなのに、今まで通りではない自分がいた。

このまま仕事を続けていたら何か手違いをしでかしてしまうそんな予感、でも周りの人たちはそれに気づいていない。その時の職場は学校法人で、2月と3月は卒業や入学の準備の真っ盛りとなる。

無理を承知で退職を願いでて、中途半端な月での退職を認めて頂いた時には、正直言ってホッとした。何か仕出かさなくて良かった!

それが私の新しい一歩である。

家に居場所を確保でき、日中の相棒は、柴と洋の雑種犬のみとなった。

そして、この時間がこれから何十年も続く。