がん検診 3

最後に残ったのは、膵臓です。膵臓ガンに関しては、私の知り合いに少なからず該当する方がおられますし、初期段階では気がつかないケースが多いと聞いていましたので、是非とも受けたい検査でした。

新東京クリニック 松戸の受付窓口には「すい臓がんを早期に発見しましょう」と書かれたポスターが目立つ位置に張り出されていました。そのくらい、早期の発見が難しいガンなのだそうです。

すい臓ガンの早期発見には、超音波内視鏡による検査が有用、との事です。これは、通常の胃カメラの先に、超音波発信の機械が付いていて、からだの内側から診断するのだそうです。内側から調べると、通常の外側から超音波を当てる場合には見えにくい、すい臓がん、胆管がん、慢性すい炎の診断ができるとの事です。

今回は、機械の有る新東京病院です。ここは、まったく初めて行く場所でしたので、どの様な病院なのか、と言う意味でも興味が有りました。土曜日のためか人の出入りが少なくて、病院と言うよりもホテルに近い雰囲気でした。これも将来に向けた下見を兼ねます。

内視鏡検査自体は、例のごとく眠っている内に済んでしまいました。結果の確認も即日行われ、問題無し。

今回は、いずれの臓器も問題無し、との事でしたので安心しました。

この様に表現すると、アミノインデックス検査自体の正確性に疑問を持つ方がおられるかも知れません。
でも、私の理解は違います。

アミノインデックス値の正規分布は、健康な人とガン患者とでは明らかに異なっています。これはアミノ酸濃度バランスの違いを意味していますので、私のケースに当てはめるといくつかのアミノ酸については、健康な人の一般値とは異なっている事は事実です。その様な自分のからだの特性を認識する事がまずできる訳です。そこを起点として、個別に最善の確認を行う事は、闇雲に検査を行うよりは効率的ではないでしょうか。

ガン細胞は健康な人のからだにも存在すると言われていますので、何らかの打消し作用(免疫作用)が活発に体内で行われている、との解釈も成り立ちます。

さて、とりあえず現時点ではガンの可能性がない事が確認できました。
でも、肝臓、腎臓はどうか? 1月に行った血液検査の代表的な項目の数値です。
肝臓 : γ -GTP. 32 ( < 79 )
腎臓 : 尿酸 5.6 ( 3.6 〜 7.0)

今回、2つの事が確認できました。
1) 食べ物を食べてから、16時間程で排出される事。
大腸検査の後、午後4時過ぎに最初の食事をし、その後7時ごろに夕食。空っぽの腸の状態から翌朝7時ごろに最初の排出有り。
2) 今の私の状態は、死に直面している状態では無い事。
問題がまったく無いわけでは無いのですが、待ったなしの状態ではなく、ジワジワの状況である事。