サーバー移転 6

2) 移行先のサーバーに、wordpress 導入とMySQLデータベースの作成。
これは、x serverのサーバーパネルからたやすくできました。

3) 移行先へのwordpress データとMySQLデータベース情報のインポート

実は、x serverを良いな、と思った理由の一つに「wordpress簡単移行 β版」の存在が有りました。「必要な情報を入力するだけで、他社サーバーで運用中のwordpressを自動的にx serverに移行できる」優れものです。移行作業に自信の無い私にとっては、本当に救いの神でした。 ・・・の、はずでした。

移行元のwordpressが以下に当てはまる場合、エラーとなります、との断り書きが有りました。
・wordpressのバージョンが4系統以外の場合
・phpのバージョンが5.3より古い場合
・その他 (私の場合は該当せず)

WordPress の系統と言うのは、バージョンの事の様です。私は常に最新のバージョンにいましたので、5.xxです。
でも、これはバージョンを下げられるようなネット情報が有りましたので、なんとかなりそうです。一方、phpのバージョンはサーバー管理会社がコントロールしているとの事でしたので、管理会社に確認すると、4.xx。

これで、「wordpress簡単移行 β版」による簡単、安心な移行の夢は消え去りました。

そんな事で、移行元と移行先に導入したWordPress のプラグインall in one wp migrationの力を借りて、移行作業をする事になった訳です。

とこで、移行に関するモロモロの作業を始める前から、ある疑問、ある不安を感じていました。
サーバーの移行、ドメインの移管が終わらない前に、どうやって新しいサーバーでWordPress にログインしたり、ホームページのイメージを確認するのか?

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts [windows 10 の場合]に有る、hostsファイルが関係するらしいという事が、やはりアレコレ検索した結果分かりました。ここにIPアドレスとドメイン名を関連付けて記載しておくことにより、DNS(ドメインネームサーバー)が書き換え前の状態で、Webサイトを新サーバで構築する時などに活用できる、様です。
それまでの苦労に比べたら多少のモタモタ程度の後に、新サーバーのIPアドレスとドメイン名を登録できました。これで新サーバーでのWordPress 内での作業や、ホームページ・イメージの確認ができる事になります。

プラグインall in one wp migrationを導入が終わり、いよいよPCに取り込んで有るWordPress データを新サーバーにインポートできるハズでしたが、またもやエラー表示。5mb以上はインポートできないとのメッセージです。

この頃になると、ネット検索の過程でそれらしいエラーに関する記述にも出逢っています。新しいバージョンのプラグインほど、扱えるデータ量が少なくなっているらしい。解決策として、古いバージョンのall in one wp migrationを使えば良いらしいし、親切にも古いバージョンをダウンロードできる様になっていました。これだと500mb位まで処理できるとに事で、無事インポート完了。

MySQLデータベース情報は、x serverのサーバーパネルよりスムーズにインポートできました。