口腔 5

12 月28日に久しぶりで歯医者に行ってきました。約2年ぶりでしょうか。

特に具合が悪かった訳では無いのですが、下の前歯の内側に舌の先が触れると、ザラザラ感が有るのが最近気になってきたので、歯石が溜まってるんではないかと思った次第です。それに、そろそろ新しい歯医者を探しておこうとの思いも有ります。(ブログ 口腔2)

以前の医者には、歯について色々教えられる事がありましたが、その内の一つが歯間ブラシでした。(ブログ 口腔1) このお陰で、口の中の状態はかなり安定しているように思います。もともと歯並びがよくないので、余計にそう思うのかもしれません。

新しい医院は通うのには大変便利な近場ですので、今回歯石を取ってもらった時の感触で、これからも通うかどうか決めようと思っています。

歯および歯茎のチェックはかなり丁寧です。特に、歯周病のチェック(歯茎に針? を少しの間隔を開けて刺していきます)は、歯本体よりも時間をかけていました。
そこでの診断は、状態はほぼ完璧とのことで、一部の歯茎に盛り上がりが見られるとの事でしたが、歯茎からの出血はどこからも無かったとの事です。

また、これだけ歯が残っている事は、そうは無いとも言われました。歯石もほとんど無くて、状態は良さそうです。これは20年以上に渡り歯間ブラシをしてきた成果でないでしょうか。

ところで、本日のネットニュースに「35歳からガムを噛め、と医者が勧める理由」が載っています。「認知症予防と歯周病の意外に深い関係」と言う副題から分かるように、歯が揃っている事、従って良く噛む事が、脳への血流を増加させて認知症を予防するのだそうです。

噛むという行為によって、市販の弁当についている醤油やソース入れの容器分ぐらい(約3.5ml)の血液が脳に送り込まれるのだそうです。かめば噛むほどに脳が活性化されて元気になり、どんどん若返るのだそうです。
良いお話ですね。

さらに、噛む事は安定した姿勢を保つことにもなる、との事も言われています。詳細は省きますが、噛む事に関わる咀嚼筋は人が立位の姿勢をとる際に、意識する事もなく働く抗重力筋の一つとの事です。

さらに更に、噛む事で免疫力向上、口臭予防、幸せホルモンのセロトニンの分泌との関連も。

ご一読をお勧めします。それに口腔の手入れもおススメです。

参考資料 :
「35歳からガムを噛め」と医者が勧める理由 認知症予防と歯周病の意外に深い関係 長谷川嘉哉 東洋経済online